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2025-26シーズン「エキップメントマネージャー」募集のお知らせ

いつも長崎ヴェルカへの熱い応援をありがとうございます。
長崎ヴェルカではこの度、2025-26シーズンに向けて新たに「エキップメントマネージャー」を募集いたします。
以下、概要をご確認いただきご応募をお願いいたします。


★募集概要
Bリーグ長崎ヴェルカにおけるトップチームスタッフの一員としてのエキップメント業務、およびそれに付随する業務を行う

★募集期間
2025年3月21日(金)~2025年4月30日(水)

★任期
・2025年7月~2026年6月末(契約期間については応相談)

★募集定員
・1名

★業務内容
・トップチームの用具管理・整備・運搬(ユニフォーム、シューズ、練習ウエア、タオルなどの試合に関わる用具一式)
・試合・遠征時のオペレーション業務(荷物の梱包・配送手配、試合会場でのロッカールーム・ベンチ周りの設営)
・練習環境の整備(練習時の用具準備、備品の整理・発注・在庫管理)
・洗濯業務(試合および練習で使用したウェア・タオルの管理、洗濯)
・試合終了後の撤収・管理(ユニフォーム回収、用具整理、荷物積み込み、帰着後の荷物整理)
・事務作業(試合・遠征準備に伴う備品リスト作成、備品・ウエアの在庫管理・発注業務、チームスタッフとの連携)
・その他、エキップメントマネージャー業務全般

★応募資格
・2025-26シーズン開始時点において18歳以上(高校生不可)
・普通自動車運転免許(ハイエース等を運転できることが望ましい)

★給与・待遇
・経験・能力を考慮し、当社の規定により決定いたします
・引越し費用

★選考方法
こちらのフォームへ必要事項の記入・履歴書を添付のうえエントリーをお願いいたします
申し込みが確認でき次第、事務局より個別にご案内いたします

応募フォームはこちら:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScZYqz7dwOa0KrM1-fc_kfiMo00aCKiINolKmi9gxYo02IV3Q/viewform?usp=header

★選考フロー
選考課題→オンライン面談→採用通知

なお、応募者多数の場合は締切以前に受付を終了させていただきます。

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今回の募集にあたり、チームがなぜエキップメントマネージャーを必要としているのか、そしてどのような人材を求めているのかをより深くお伝えするために、長崎ヴェルカのディレクター・オブ・バスケットボールオペレーションである宮本へのインタビューを実施しました。

――今日は、長崎ヴェルカのディレクター・オブ・バスケットボールオペレーションを務める宮本さんに、エキップメントマネージャーの募集についてお話を伺います。よろしくお願いします!
宮本 :よろしくお願いします!

――今回は既存のポジションではなく、新たな役職として公募をされると聞いています。そもそも『エキップメントマネージャー』とは、どのような仕事なのでしょうか?
宮本 :大まかに言えば、チームに関わるあらゆる用具や備品の管理・準備を担当する専門職です。Jリーグでは『ホペイロ』という役職があり、NBAなどでは『エキップメントマネージャー』と呼ばれます。選手が試合や練習で使うシューズやチームウェア、ユニフォーム、ボール、その他必要な備品などを管理し、常にベストな環境を整えるのが主な役割です。
試合になると、アウェイ遠征時の荷物管理も重要になります。NBAのチームだと1週間のロードトリップで81個のバッグ、70足のシューズ、69着のユニフォームを運ぶなんて話もありました。これからBリーグも『Bプレミア』へ移行し、平日試合も多くなり、アウェイゲームが続く状況も増えてくると思います。つまり、エキップメントの仕事はこれまで以上に重要になってくるわけです。

――Bリーグではあまり一般的なポジションではないですよね。今回、なぜ募集することになったのでしょうか?
宮本 :はい、現時点でBリーグでエキップメントマネージャーがいるチームはごくわずかです。現在はマネージャーの立場からできることを他の業務と兼務しながら行なっている状態で、エキップメント管理はマネージャーの仕事の一部として担われています。ただBプレミア開幕以降、試合スケジュールの変化、単一開催試合数の増加、遠征の規模拡大を考えると、NBAやJリーグのようにこのポジションが必要不可欠になってくると考えています。
Bプレミアでは、これまでの土日連戦が減り、平日開催のナイトゲームが増えます。例えば今日大阪で試合をして、次の日は広島に移動、その次の日には試合をして帰ってくるということも起きうるわけです。これに対応するには、試合ごとの備品管理だけでなく、遠征のオペレーションもより大規模になります。これまで各チームが『できる範囲でなんとかやっていた』ことを、専門のプロフェッショナルが担うことで、よりスムーズにチーム運営ができるようになると考えています。

――では、どのような人材が求められますか?
宮本 :まずは、情熱がある人ですね。このチームを支えたいという強い気持ちがある人が向いています。たとえバスケや選手のことをあまり知らなかったり、選手経験がなかったりしても、このチームや長崎という地域へ貢献したい思いが強い人に来て欲しいなと思っています。
それから、忍耐力と前向きな姿勢がある人。エキップメントだけでなくオペレーションチームの仕事は、裏方中の裏方です。例えば、試合の日に選手が会場に到着し、ユニフォームを着て、いつものようにプレーする。その『当たり前』を作るために、何日も前から準備をして、選手よりも早く現場に入り、最後に会場を後にする。理想は、存在を感じさせないくらいスムーズにチームが動いていること。地道な作業が続くこともありますが、それをただこなすだけではなく、工夫しながらやりがいや面白さを見つけられる人が向いています。裏方に徹しながら、チームの成功を支えることに喜びを感じられるのが一番ですね。あと、向上心がある人。Bリーグではまだ確立されたポジションではないので、自分から学んでいける人がいいですね。例えば、サッカーのホペイロの仕事を研究したり、NBAのエキップメントマネージャーのオペレーションを学んだり。ここまでやれば満点という終わりは存在しないと思うので、『もっとチームのために良くするには?』を常に考えて行動に移せる人がベストです。
最後に、体力があること。遠征の準備や試合後の片付けなど、単純に重い荷物を運ぶ機会が多いので、体力に自信がある人が向いています。もちろん、これ以外にも専門的な部分で求められる能力はありますが、まずはこういったベースの部分が必要だと考えています。

――やはり大変な部分も多そうですね。
宮本 :間違いなくハードワークが求められる役職になると思います。実際、試合が終わってもオペレーションチームの仕事は終わりません。洗濯や翌日の準備を終えたときには、日付が変わっていることも珍しくないです。
あと、『裏方中の裏方』というのは、想像以上に大変です。先ほども言いましたが、『問題が起こらないのが当たり前』を作る仕事なので、誰にも気づかれずに完璧にやるのが理想。でも、その分、自分の仕事がチームを動かしているという実感は得られます。

――逆に、この仕事の魅力はどんなところにありますか?
宮本 :やっぱり『新しいことを作る』という面白さですね。Bリーグではほとんどいない役職ですが、NBAやJリーグのように、これからチーム運営に欠かせないポジションになっていくと思います。その先駆者になれるのは、大きなやりがいじゃないでしょうか。ヴェルカスタイルであるHAS ITの1つにInnovative(革新的な)がありますが、新しいことにチャレンジし続ける文化がヴェルカにはあります。エキップメントの仕事も、これからどんどん進化していくと思うので『新しいことを作る』ワクワクを感じたい人にはぴったりです。日本のバスケ界ではまだ確立されていない分、エキップメントの第一人者になる可能性もある。将来的には『リーグ全体のエキップメント管理を統括するポジション』が生まれるかもしれないし、新しい道を切り拓くこともできると思います。

――最後に、応募を検討している方にメッセージをお願いします!
宮本 :ヴェルカは新しいことにチャレンジするチームです。エキップメントマネージャーの仕事は大変ですが、これからのBリーグには間違いなく必要なポジションですし、その道を切り拓くやりがいがあります。バスケットボールが好きで、チームを支えることに情熱を持てる人、ぜひ一緒に挑戦しましょう!